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<警察庁長官>北九州の暴力排除「住民運動を全面支援」(毎日新聞)

 福岡県内で相次ぐ発砲事件を受け、北九州市を13日に訪問した警察庁の安藤隆春長官は福岡県警北九州地区暴力団犯罪捜査課で捜査員ら約120人を前にあいさつ。指定暴力団工藤会をめぐる地元住民の暴力排除活動について「盛り上がりに敬意を表しなければならない。住民の運動を警察は全面的に支援しなければならない」と訴えた。

 工藤会について「暴力排除活動に参加する住民や企業に、発砲などの極めて凶悪な犯行を繰り返す団体だ」と指弾。「今後の日本の暴力団対策、社会全体で暴力団を孤立化させていく運動の将来の成否が、北九州地区の暴力団対策にかかっている」と述べた。

 また、北橋健治市長との会談では「暴排活動の先頭に立つ市長の勇気ある行動に敬意を表します」と語り、活動を全面的に支援する考えを示した。北橋市長は「安心安全は市民の切なる願い。今後も市民と一緒に活動に取り組んでいきたい」と決意を述べ、容疑者の早期逮捕や市民の安全確保などを要望した。

 安藤長官はその後、北九州市戸畑区で記者団に対し、一連の発砲事件について「早期に検挙し、再発を防止することが警察に課せられた最大の使命だ」と述べた。

 福岡県内で発生した発砲事件は、08年まで5年連続で全国最多となった。昨年は4件で2位だったが、今年は12日現在、8件に上っている。北九州市では3月15日、工藤会の新事務所撤去を求める自治総連合会幹部宅が銃撃されている。

 安藤長官は13日午後から、指定暴力団道仁会の本部移転を住民運動で阻止した佐賀県みやき町も視察する。

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